任意売却は競売より高値で取引が可能なのでしょうか｜任意売却事例

相談したキッカケ

貴社のホームページを拝見し、任意売却に実績がある貴社なら収益物件を高値で売却できるのではないかと思い相談させていただきました。

相談内容

東京都内にアパートを保有しておりますが、事業がうまくいかず、銀行への返済も滞納が続き、競売に至ってしまう状況にあります。競売になってしまうと安く手放す形になってしまうので、何とか競売より高値で売却をお願いしたいのです。いくら売れても残債が残ってしまうことは理解していますが、それでも競売より高値で売れるのなら。
これまで売却活動を他社で行っておりましたが、アパートは築が古く、収益率等が悪いとの理由で買い手がつきませんでした。貴社の力で競売に至る前までに何とか客付けをお願いできないでしょうか。

ポイント

　任意売却は競売価格より高値で取引が可能か

解決の流れ

まずは、競売による入札価格がどのようになるのかを調査する必要がありました。競売入札が行われる際、その価格の根拠となるものは裁判所が行った価格調査となります。
競売入札の価格は、物件の状況や公示価格を参考に査定されます。かつ、競売市場での補正がかかるため、一般の不動産市場価格と比べると最低入札価格はどうしても低く設定されることがほとんどとなります。
従いまして、競売よりは任意での売却活動の方が高値で取引が可能となる訳です。
ただ、その任意での価格で債権者の合意を取らなければならないため、当然ながら債権者交渉は大事となりますし、また、いかにすれば投資家にとって魅力的な物件になるのかがポイントとなりました。
当社の専門チームである不動産鑑定士による価格調査、および、周辺相場の調査、機関投資家と個人投資家への打診を早急に行うことになりました。
築年数が古すぎると、ロケーションにもよるものの収益物件としては高収益にならなければ魅力が感じなくなってしまいます。
また、債権者への返済額を圧縮することに合意を取り付けなければ、高収益には繋がりませんので、債権者への交渉は本当に苦労しました。
結果、購入予定者が現に居ることと、ご相談者様の今後の返済計画を提示し、債権者もなんとか合意していただける運びとなりました。

お客様の感想

他社は債権者との交渉がうまくいかず、返済額と収入だけを見て収益率が悪いと判断したようですね。債権者との交渉によって返済額を圧縮する方法で、買主にとっては魅力的な物件に変るとは思ってもみませんでした。
貴社に任せたことによって、無事成約に至り、残る残債も無理なく返済できることにとても感謝しております。

担当者の所見

競売により落札される金額のことを考えると、それよりも高値で取引ができる任意売却を選択したことが正解でした。任意売却では単に売却活動をするのではなく、債権者との交渉過程で、いかに有利な条件で取引ができるかが非常に大事なポイントとなります。

まずは安心できる任意売却の専門家に相談してください！

任意売却アドバイザー 松原

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